23日の徳島新聞におじさんの記事が載りました。
この人に聴く!!月に一回のシリーズで、徳島の釣具の役割で組合長としてのインタビューでした(笑)
昭和30年の当時新聞に載った先代の武男さん達が吉野川河口で魁会の婦人部の釣り風景も載せました。
...坂尾釣具店の長い間の歴史があり、反響は大きかったねぇ~
広く県民に知ってもらい良かったかな?
おじさんはあまり目立つのは好きじゃないけん、これで坂尾の歴史を閉じるのもいいんかな?
先代に感謝です!!!
この人に聴く!!「徳島の釣具店の役割」
徳島県釣具商組合 組合長 坂尾秀喜氏
県内14の釣具店からなる徳島県釣具商組合は前回本企画で登場した日本釣振興会徳島支部などと協力し、釣り場の海底清掃やファミリーアジ釣り大会の開催、稚魚放流などを実施しており、釣り環境向上に努めている。
2009年から組合長を務める坂尾秀喜さんに県内の釣具店におかれる現状などをうかがった。
県内の釣り場は多くの人が語るように美しく、すぐ近くに川や海がある恵まれた環境。
娯楽の少なかった時代は、遊びと言えば「釣り」だと盛んに行われていた。
当時釣具店も多くあったがなんでも揃う大型店ではなく、餌をメインに取り扱う店や磯釣り、船釣り、また手作りの竿を売る店もありそれぞれの得意分野で釣り人のニーズに応えていた。
多くの人が親しめば、当然釣果を競い合うなどして自然に釣り技術向上に繋がっていった。
その結果が、「阿波釣法」と呼ばれるようになるまで発展し、今日にいたる。
だが、近年レジャーの多様化で、釣具店へ足を運ぶ人も減った。
また、最も得意とする分野だった「釣果情報」も今や渡船店や個人の釣り人が発信でき、スマートフォンなどの端末でも見られる。
仕事帰りなどにお店に立ち寄り情報を得るなど店主と釣り人の対話の機会は少なくなったと坂尾組合長は分析するが、もちろんそれだけが原因ではない。
「個々の釣具店も独自で時代に合わせやり方を工夫するなどして、より多くの人が釣りに親しむことのできるようサポートなどを行うことが必要だった」と坂尾さんは言う。
釣具店経営者のほとんどが高齢となり、このままでは徳島の釣り文化が衰退していくのは避けられないと危機感を抱いており、「状況を好転させるには、若い釣り師を育て、釣り釣りという楽しい遊びを広められる土壌作りと、徳島の釣りが活気を取り戻せるように、業界団体として支えていきたい」と語る。
坂尾さん自身も徳島市内で80年以上の歴史ある釣具店を営んでいる。
近年では、主に会社を定年退職した釣り人を、各釣り場へ案内することが多く釣り人からの信頼は高い。
魚影が濃く、足場の良い釣り場を見つけ、釣り経験の浅い人やこれから釣りをはじめたいという女性も募り釣り大会を行うなど底辺の拡大にも努める。
徳島は、釣りをするのに恵まれた土地柄。
また、1人でも大勢でも楽しめ、ビギナーが大物を釣る意外性もある。
釣った後は食べる楽しみもあり、春夏秋冬楽しみ方の違いがまた格別ともいう。
今後は、徳島が輩出した多くの釣り名手にも協力をしてもらえるよう整え、かつて最強を誇り他県をけん引していた徳島の釣り文化の継承と、釣り場環境保全の啓発がかせられた大きな課題と展望を口にした。
「中国のことわざに『永遠に幸せになりたかったら釣りを覚えなさい』とあるように釣りは楽しい。磯や波止以外にもジャンルを問わず、それぞれ自分にあった楽しみで釣りに親しんでもらえれば」と締めくくった。
★次回は7月下旬掲載予定!!
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ちーやん (木曜日, 25 6月 2015 17:26)
新聞記事読ませていただきました。 私は、一年に数回しか釣りに行けませんが、
(岐阜からは海が遠く、まだまだ一人で準備もできないため)
しかし、あの自然の中に身を置いた時の気持ち良さや開放感を味わうと心が満たされ、エネルギーが充電できます。 こんな感覚を大勢の人に
感じてもらいたいですね。 やはり、生活にも心にもゆとりがないと難しいかな?
これからも一人でも多くの釣り人に喜んでもらえるように、サポートしてあげて下さい。
くれぐれもお体には気をつけて!
いつも応援してますよー!